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枕の素材

枕の性能の多くの部分は、素材によって決定されます。素材として一般的なものには、そばがら、合繊綿、ポリウレタンフォームなどが一般的であり、特殊なものとして、ポリエステル樹脂のチップ、石材、ヒノキ、竹、桐などのチップがあります。素材の特徴を参考にしながら、固さ、臭い、音などが自分の好みであるかどうか検討して選ぶことが大切です。また、使い慣れた感触の素材やそれに近い感触の素材の枕が、違和感も少なく、すぐに使い慣れることができます。

■枕の素材とその特徴
<自然素材>
素材
特 徴
そば 昔から愛用されてきた代表的な枕の素材です。通気性はよく、熱がこもりにくく、適度な硬さもあり、風あいも爽やかです。また、吸湿性と放熱性に優れており、蒸し暑い日本の夏にも快適な素材です(ソバ穀は、湿気を吸収することによって穀の反りが強くなり、空気を取り込み、風通しをよくします。)
備長炭 備長炭がもつ無数の細かい気孔が、すぐれた消臭効果と吸湿・放湿性を発揮し、湿気を調整するので爽やかに眠れます。また最近では、備長炭がマイナスイオンを発生させることが分かり、その鎮静(気持ちを落ち着かせる)効果も注目されるようになってきました。硬さは普通。
ヒノキ ヒノキの香り成分が神経を和らげ心地よい眠りを誘います。また、ヒノキには優れた抗菌効果と抗ダニ効果があり、枕を常に清潔に保ちます。吸湿・放湿性にも優れ、湿気を調節します。

<化学素材>
素 材
特 徴
ポリウレタン
フォーム
弾力に富み、クッション性に優れているため、感触もやわらかです。従来のものは、通気性が欠けるところもありましたが、最近は改良されてきました。
センシティブ・
フォーム
NASA(アメリカ航空宇宙局)の技術をもとに開発されたウレタン系の新素材です。体温と体圧に反応し、優れた体圧分散性を発揮し、圧迫感のない眠りを生み出してくれます。独自の均一フォーム加工により優れた通気性が確保されているため、空気の通りもよく、熱や臭いを閉じ込めません。
ポリエチレン
(パイプ)
筒状で通気性にすぐれ、熱がこもりません。また、虫もつかないので清潔です。硬めの枕を好む人向けです。
ポリエチレン
(シンセテンホール)
筒状で通気性がよく、熱がこもりません。虫もつかないので清潔です。復元性と弾力性に優れています。普通の硬さを好む人向けです。丸洗いしても、すっきり水きりできます。
ポリエチレン
(ソフトパイプ)
デリケートな女性やお子様向けのソフトパイプ。サイズも小さめです。通気性がよく、熱がこもりません。虫もつかないので清潔です。丸洗いしても、すっきり水きりできます。
ポリエステル
(プランクスピー)
羽毛のように柔らかな感触を持った粒状のポリエステル繊維の中綿素材です。弾力性があり、やわらかな枕を好む人向けです。丸洗いできます。


VOL1「香り・爽やかさ」
VOL2「リラックスするための音楽」
VOL3「深い眠りと浅い眠り」
VOL4「睡眠と体温のリズム」
VOL5「睡眠の個人差」
VOL6「人はなぜ眠るのか」
VOL7「眠りの必要性」
VOL8「ストレスと睡眠」
VOL9「現代社会と不眠症-1」
VOL10「現代社会と不眠症-2」
VOL11「1日8時間は一応の目安」
VOL12「眠りにはリズムが」
VOL13「睡眠は5つの段階で」
VOL14「レム睡眠は重要か」
VOL15「睡眠と覚醒」
VOL16「寝具の歴史
    -眠りと寝具の関係」
VOL17「季節の寝具組み合わせ」
VOL18「室内環境・寝室環境」
VOL19「室内の明り」
VOL20「さまざまなリラックス方法」
VOL21「悩める現代人」
VOL22「寝具・寝衣環境」
VOL23「寝具の手入れ-1」
VOL24「寝具の手入れ-2」
VOL25「寝具の手入れ-3」
VOL26「押し入れの使い方」
VOL27「カビ・防虫対策」
VOL28「ふとん圧縮袋」
VOL29「羽毛ふとんのお手入れ」
VOL30「衛生機能寝具」
VOL31「枕の役割」
VOL32「合う枕、合わない枕」
VOL33「枕選びのポイント」
VOL34「枕の素材」
 

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